ピアノの魅力への第一歩!練習の始め方と必須の基礎知識をご紹介
皆さん、こんにちは!かなくぼピアノ教室 講師の金久保亮佑です!
ピアノの音楽が心を打つ瞬間、あなたも一度は演奏してみたいと感じたことはありませんか?
大人になってからでも、ピアノとの出会いは遅すぎることはありません。
この記事では、ピアノの魅力に初めて触れる方から、自分で学び始めたいという方まで、どうすれば最初の一歩を踏み出せるのかを詳しく解説します。
初めての教本の選び方から、家での練習のコツ、独学での注意点まで、一緒に楽しく学んでいきましょう。
目次
ピアノを選ぶときのポイント
ピアノを始めるためには、当たり前ですが、ピアノがなくてはなりません。
あなたに合うピアノを見つけることが、長く楽しむ第一歩です。
しかしピアノはどのようにして選んだら良いでしょうか?
ピアノは大きく分けて3種類あります。
現代における主要なピアノの種類3つ
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
- 電子ピアノ
ひとつひとつ、その性能や特徴について見ていきましょう。
グランドピアノ
- 形状: 横に長い、流れるような形。ピアノの基本形。
- 音質: リッチで豊かな音。弦が水平に配置され、共鳴板の振動で素晴らしい音色を生み出す。
- 用途: コンサートホールやプロの演奏者向け。
- 特徴: タッチの感度が高く、表現力豊か。楽器が大きく場所を取るのが難点。グランドピアノを自宅に置くことはピアノ学習者の憧れ。
アップライトピアノ
- 形状: 縦型で、空間を取らない設計。
- 音質: グランドピアノに比べるとやや控えめな音。
- 用途: 限られたスペースでの使用。
- 特徴: 手頃な価格で、初心者から中級者に人気。
電子ピアノ
- 形状: 軽量でコンパクト。
- 音質: 音源はデジタルで、多岐にわたる音色が楽しめる。
- 用途: 自宅練習や音楽制作。場所を選ばずに演奏可能。
- 特徴: ヘッドホンでの演奏が可能。
各タイプのピアノは、音楽の楽しみ方や演奏する場所、個人のニーズに応じて選ばれます。
音の美しさを追求するならグランド、スペースとコストを考慮するならアップライト、便利さを求めるなら電子ピアノがおすすめです。
それぞれの特性を理解し、あなたに合った1台を見つける楽しみを味わってみてください。
ちなみに、様々な意見がありますが本格志向な方ほどグランドピアノがおすすめです。基本的にコンサート会場で使われる楽器はグランドピアノということからもわかるように、ピアノの基本はやはりグランドピアノなのです。より高度な技術を目指す方はまずはグランドピアノの検討をおすすめします。
ピアノの練習の始め方
ピアノを導入したら、いよいよ練習です。
まずは楽譜と親しくなろう
初めての方は、楽譜の読み方を理解するところから始めましょう。
楽譜は難しいものというイメージがあるかもしれませんが、実際それほど難しいものではありません。
食わず嫌いをせず、まずは地盤を固める意味でも必ず楽譜の読み方を学びましょう。
楽譜の読み方がわからない方は、必ず楽譜の読み方が詳しく書かれた教本を選びましょう!
模範演奏を聴く
優れた演奏家の演奏を聴くことで、演奏を味わえる心を育てましょう。
また模範演奏を聴くことはモチベーションを維持する上でも重要です。
自分がこれから演奏しようという曲があるときは、お手本になる演奏を1つ決めておくのがおすすめです。
基礎の練習
音楽の基礎体力をつける、まさに運動のストレッチのようなものです。
ピアノが上達してくると、アルペジオや音階といった基本的なテクニックは必ず押さえなくてはなりません。
しかし、最初はそれぞれの指を独立して動かすことは難しいので、より簡単なテクニックを身に着けていく基礎の基礎が大切です。
ご自身のレベルと相談しながら適切な教本選びをしましょう。
楽譜の読める方向けにですが、少しだけおすすめの教本も紹介しておきます。
初心者向けの曲で楽しむ
初めての一歩は、シンプルな曲からはじめましょう。
先程も述べたように、最初はそれぞれの指が独立して動きません。
なので、いきなり難しい曲を弾こうと思っても、なめらかに演奏することが出来ません。
最初は4小節、ドレミファソだけで構成されるようなシンプルな曲を美しく演奏できるようになりましょう。
ピアノの経験がある程度ある方も、最初は焦らず8~32小節程度の小品からはじめ、先生に合格をもらいながら小さな達成感を積み重ねていきましょう。おすすめの教本を1冊紹介しておきます。
独学でピアノの練習を始めるときのヒント
ピアノを弾く能力はかなり個人差があるため、それぞれに合った指導を受けながら上達していくのが一番なのですが、様々な事情から独学を選択する方も多くいらっしゃいます。
独学でピアノを身に着けたいという方は、以下の2つの注意点を押さえておきましょう。
美しい音のための正しい姿勢を身につける
美しい音楽を奏でるためには、正しい姿勢が大切です。
有名なピアニストの中には、個性的な姿勢で演奏する人もいます。
しかし、ある一定のレベルに到達するまでは、全員が共通に正しい姿勢を身に着けておいたほうが良いでしょう。
間違った姿勢で演奏を続けると故障の原因にもなります。
必ず練習する際に、正しい姿勢で演奏できているか確認しながら進めましょう。
独学で学び始める方は、必ずこの姿勢、フォームについて言及している教本を選びましょう!
毎日の練習する
ピアノにおいて継続は命です。
最初のうちは練習する意味を考えるよりも、練習を習慣化させることが大切です。
ピアノの上達に対する最大にして最強の処方箋が、練習だからです。
まずは5分でもいいので、ピアノに向かう時間を毎日設けてください。
練習する気が起きないときは、ピアノの椅子に座って音楽のことを考えるだけでも大丈夫です。
徐々に5分が10分になり、やがて1時間ピアノに集中して向かえるようになります。
独学の方はそれを目指して、強い意志を持ちましょう。
独学においてこの意思を持続することが最も大変です。
苦しくなったらプロの指導を仰ぐのも一つの手です。
まずは、毎日の継続を目指して頑張りましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
ピアノを学ぶためには、まずはピアノの性質を理解し、自分にあったピアノを選ぶところから始めましょう。
教材を選ぶ際は、まずは楽譜の読み方が理解できるものを選んでください。
基本的には独学よりも先生に習うのがオススメですが、独学の際は、以下の2点に注意しましょう。
独学でピアノを学ぶ際の注意点
- 美しい音のために正しい姿勢を身につけること
- 練習は毎日5分でも良いので継続すること
もし独学で行き詰まったときは、いつでもかなくぼピアノ教室までご連絡ください!
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